新型コロナウイルス感染症は、私たちの社会生活を大きく変えました。当たり前だと思われてきた生活や常識は一変し、新しい生活様式と言われる今までにない価値観に触れることとなりました。働き方という部分では、在宅勤務や遠隔地からでも円滑に仕事が進められる人がいる一方で、新型コロナウイルス感染症の最前線で奮闘いただいたエッセンシャルワーカーの方々はこのような働き方は難しいのが現状です。

2021年7月に厚生労働省が公表した介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数によると、2025年度には約32万人、2040年度には約69万人の介護職員を追加で確保する必要があるとされました。当社は引き続き、医療・介護・福祉業界において、安定かつ質の高い人材の確保に努めて参ります。

また、我が国においては、急速な少子高齢化により、生産年齢人口が1995年（8,726万人）をピークに、減少の一途を辿っております。2022年現在、生産年齢人口は約7,400万人まで減少し、さらに、将来の生産年齢人口は、出生中位推計の結果によると、2029年に7,000万人を割り、その11年後の2040年には6,000万人を割り込むと推計されています。

このような社会的背景の中で、当社は、医療・介護・福祉業界に限らず、人材を必要としているすべての分野で求人者と求職者の架け橋になっていきたいと考えております。さらに、人材不足を人材の確保という方法で解決するだけでなく、最先端のAIやIoTなどのテクノロジーを活用し、業務プロセスやサービス・経営を変革するDXのご提案も今後進めて参ります。

ライフワンズ株式会社
代表取締役社長　野村 大介